FLUKE CNX システムに対応したマルチメーターを、パソコンと接続する方法です。
動作確認が取れているのは今のところ以下のマルチメーターのみです。
Windows10(Ver. 21H1)の例ですが、他の Windows で正常に動作するか否かは不明です。
CNX i3000
CNX v3000
<< ワイヤレスアダプターを入手する >>
パソコンと接続するためには、FLUKE CNX pc3000 という専用のワイヤレスアダプターが必要となりますが、サポート期間も終了しており、入手は困難になってきているようです。
気長に探せば中古市場で見つかるかもしれません。
因みに、よく似た FLUKE PC3000 FC とは別物ですので、それで通信することはできません。
FLUKE CNX pc3000 をパソコンの USB ポートに挿し込むと Windows10 の場合はドライバーが自動的にインストールされ「USB Serial Port (COMxx)」という仮想 COM ポートとして認識されるようです。(COMxx) の xx の部分は実際に関連付けられている COM ポート番号となります。
<< ワイヤレスアダプターの準備 >>
FLUKE CNX pc3000 をパソコンの USB ポートに挿し込んで、仮想 COM ポートが正常に認識されていることを確認します。
<< CNX i3000 / CNX v3000 の準備 >>
電源ボタンを押して電源を入れます。
FLUKE Connect ボタンを押して液晶画面にマークが表示されれば準備完了です。
<< Ts Digial Multi Meter Viewer で使ってみる >>
Ts Digial Multi Meter Viewer を起動し、使用するマルチメーターとして「FLUKE CNX Multimeters」を選択し、適切な COM Port を選択します。