自作 IR-USB アダプター

Protek608 用 IR-USB アダプターを自作してみる


USB-C タイプアダプター


パソコンと接続してデータ通信するために Protek608 専用の通信アダプターを使用しますが、この通信アダプターは、何故か USB シリアル変換器が使えません。 最近のノートパソコンにはシリアルポートが付いているものは殆ど無いため、なんとか USB で使用したくて通信モジュールを自作してみました。 汎用的な USB-UART 基板を使用して比較的簡単に作ることができるようなので、備忘録として残しておこうと思います。



Protek608 用の IR-USB アダプター




<< 必要なパーツを揃える >>


USB-UART 基板とフォトトランジスター、赤外線 LED(赤外線リモコン用で波長が 950nm 前後のもの) を購入します。USB-UART 基板は AliExpress で購入し、フォトトランジスターや赤外線 LED は秋月電子で購入しました。 抵抗は手持ちの 33 Ωです。
USB-UART 基板:CJMCU CP2102
フォトトランジスター:L-51ROPT1D1(5mm丸型 940nm)
赤外線 LED:OSI5LA5A33A-B(5mm丸型 940nm)




<< ケースを自作する >>


ケースの 3D データを作ってみました。必要であればダウンロードしてご自由にお使いください。 何個か作って、良さそうなのを使用します。





<< 配線図 >>


こんな感じで配線します。データシートを見ると、今回使用した赤外線 LED の定格は 1.6V / 100mA となっているようなので、5V で駆動させるためには 34Ωの抵抗を入れる必要があります。 手持ちに 33Ωの抵抗があったので、それを使用しましたが、マルチメーターとは密着しており、光量も少なくて良いため、もう少し大きな抵抗を入れた方が良いかもしれません。




<< 組み立て >>


基板とケースは、厚みが 1mm 程度の両面テープで固定します。 フォトトランジスターや赤外線 LEDをケースに差し込み、基板とハンダ付けします。 フォトトランジスターは長いリードを基板の GND、短いリードを RXI へ接続し、赤外線 LED は短いリードを基板の GND、長いリードを TXD へそれぞれハンダ付けします。 赤外線 LED は電流制限抵抗を介して基板へ接続します。





蓋を接着して完成です。




<< 使ってみる >>


Protek608 にセットしたところ。
ケースの出っ張りをヤスリで削って調整しながら、程よいテンションで装着できるようにします。





正常に動作します。
これで、シリアルポートが無いノートパソコンでも使用できるようになりました。 今回自作した IR-USB アダプターは双方向通信可能なものですが、データを受信するだけなら赤外線 LED は無くても良いです。






Protek608 に対して HOLD や REL などのコマンドを送信する場合は、VSP MODE にチェックが入っている状態にしてください。